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[中級者向け]2016年マーケット動向、およびフィデューシャリー宣言について/セゾン投信 第9期運用報告会 2016年3月 [投資信託のセミナー情報]

こんにちは。長期投資インストラクターのマギーです。

本日は、セゾン投信の第9期運用報告会(2016年3月)に参加してきましたので、
その内容について、お知らせします。

報告会の中で最も重要度が高いと思われた、次の2つのことについてお話します。
1.2016年1月~3月のマーケット動向について
2.フィデューシャリー宣言について

37-セゾン投信 第9期運用報告会.JPG


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1.2016年1月~3月のマーケット動向について
原油価格が3月にかけて、35~40ドル/バレル付近まで上昇きました。これに伴い、
NYダウは17500ドル付近まで回復してきました。日経平均は17000円付近まで回復してきました。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の経済政策には、プラス要素があったとのことです。
中央銀行の金利は一段と引き下げられ、マイナス0.4%となりました。また、月額の債券の購入量も
600億ユーロ(約8兆円)となりました。これによりお金の量が増えます。
ここで重要なのは、以前までは債券の対象を国債のみとしていましたが、
今回、企業の債券(社債)も対象としたことです。これにより、企業の資金繰りを安定的に支えています。
このECBの政策は、日本にも影響してくる可能性があります。
日本銀行の政策に選択肢が増えたことになります。

選択肢①マイナス金利の割合を大きくできる!
2016年1月末に日本銀行から提示されたマイナス金利(*)は、マイナス0.1%です。
この割合を欧州にならってさらに大きくする可能性もあります。
(*)https://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160129a.pdf

選択肢②債券の対象に社債を加える!
お金の量を増やすために国債を買い取ってきました。それに加え、企業の債券を買い取ることで、資金繰りを安定させることができるようになります。

これらの選択肢が増えたことにより、値幅を上下に大きくコントロールして利益を得る
投機筋のお金が動きづらくなる可能性あるとのことでした。

2.フィデューシャリー宣言について
皆さんは、フィデューシャリー、正確には「フィデューシャリー・デューティ」と
いう言葉をお聞きになったことがありますでしょうか。

簡単に言うと、「お客様への充実義務」という意味です。
具体的には、「お客様の利益にかかわらないビジネスはしてはならない」ということです。

より詳しくは、過去に記事をご覧ください。
http://instructor-maggy.blog.so-net.ne.jp/2015-09-01

セゾン投信では、他社よりも早くこの宣言をしています。お客様の利益のためにのみ
資産運用を行う者として、「長期資産形成」、「利益相反行為の回避」、「報酬等の合理性」を
宣言しています。
フィデューシャリー・デューティは、金融庁から平成26事務年度金融モニタリング基本方針の
中で初めて導入された概念です。

なぜ、この概念が導入されたのでしょうか。

現在まで、金融庁は様々な法律の整備をしてきています。しかしながら、「記録」と「現実」の乖離(かいり)が
起こっています。各社、記録上は法律をきちんと守っているのに、現実は投機的な商品がたくさんあり、
継続して投資をする人が少なかったり、お客様が運用以外の部分(購入手数料や分配金)で
損をしてしまったりしています。
そうであれば、もう法律で縛ることはやめて、各社に宣言を出させようという流れになっています。
ルール主義からプリンシプル(原理・原則)主義に今変わろうとしています。

消費者である私たちにとっては、よりより方向に変わろうとしています。
しかしながら、ほとんどの方は、このような宣言があり、各社に求められているということを知りません。

今後、運用会社が「フィデューシャリー・デューティ宣言を出しているかどうか」を、
皆さんが投資信託を選ぶ一つの指標にしてもよいかもしれません。

それでは、次回もよろしくお願いします。

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