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[初級者向け]NISA(ニーサ)って何?どんな制度?なぜできたの? [投資信託の基本3]

こんにちは。長期投資インストラクターのマギーです。

本日から「投資信託の基本3」をスタートさせました。
第1弾として「NISA(ニーサ)って何?どんな制度?なぜできたの?」について、
私なりに考えたことをお伝えします。

投資信託の基本を学習したい方は、下記のカテゴリーにまとめていますので
参考になさってください。

投資信託の基本
http://instructor-maggy.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305689828-1

投資信託の基本2
http://instructor-maggy.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305698054-1

私がNISA(ニーサ)を簡単に説明すると、次の2つにです。

 ①利益に対して税金がかからない投資用の口座
 ②長期的な投資を始めるきっかけとなる制度

(1)NISAは口座!
ほとんどの方は、銀行預金口座を持っていますよね。この口座と一緒です。
銀行預金口座は、お金を預けておくことに使用する口座ですが、
NISA口座は、投資をするために使用する口座です。
NISA口座は、日本に住んでいる20歳以上の人が1人1口座作ることができます。

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銀行預金の場合、1年間に1回利子(預けている額に応じて受けとれるお金)が支払われます。
この利子には、20%の税金がかかります。例えば、1年間に0.1%の利子を受け取れる銀行に
10万円預けていたとします。その場合、利子は10万円x0.1%=100円です。
この100円に対して20%の税金がかかりますので、実際にあなたが受け取れる金額は
100-20=80円となります。
NISA口座のイメージは、この利子に対して税金がゼロになるということです。
NISA口座であれば、あなたが受け取れる金額は100円となります。

もう少し、投資っぽくNISA口座をイメージしてみましょう。図1を見てください。
NISA口座で、あなたが5年間で総額100万円分投資したとしましょう。
5年後に100万円は120万円まで値上がりました。
あなたの運用利益(銀行預金でいう利子)は20万円でした。
あなたは、5年後にこの商品をすべて売りました。
あなたはNISA口座で運用していたので、利益の20万円には税金がかからず、
あなたは120万円をそのまま受け取ることができました。

一方、課税口座(税金がかかる口座)で運用して5年後に同じように売った場合はどうでしょうか。
このときの利益も20万円です。この20万円には、税金が約20%
(正確には20.315%(2016年5月時点))かかります。
あなたは、20万円x20%=4万円もの税金を支払いました。
その結果、あなたが受け取れた金額は、NISA口座よりも4万円少ない、116万円でした。
このように、NISA口座を使っていると、本来利益に対してかかる税金がゼロになるということです。

44-図1.jpg
(図1)NISA口座のイメージ

(2)NISAは、長期的な投資を始めるきっかけとなる制度!
まず、なぜNISAができたのか考えていきましょう。日本は借金が多い国と言われていますが、
日本の個人の金融資産総額は1,741兆円もあります
(「日銀・資金循環統計速報」(2015年3月末時点)より引用)。
そのうち、現預金の額は902兆円です。なんと比率にして51.8%です。

これがどういうことかというと、お金の半分以上が何もせずに銀行などで眠っている状態にあります。
これが図2でいう眠ったお金たちです。この眠ったお金たちに、私たちが投資という力を与えてあげると、
お金たちは元気に人のために働き始めます。

44-図2.jpg
(図2)眠ったお金たちと、私たちの力で元気になったお金たち

この「眠ったお金を働かせてほしい」、「それを長期的な投資で叶えてほしい」、
その結果、日本社会をより良いものにしていきたい」という願いから、
この税金をゼロにするNISAという制度ができたと私は考えています。

この眠ったお金を働かせることは、誰にでもできます。
投資というと大きいお金が必要なのではと思いがちですが、
月500円からなど少額からでもできるのです。

この眠ったお金を働かせていくのは、私たち個人にしかできないことです。
ぜひ、このNISA制度を使って、長期的な投資の第一歩を一緒に踏み出していきましょう。

(3)今、NISA口座を開いている人はどれくらいだと思いますか?
図3に年代別NISA利用者数を示しました。緑色の棒グラフはNISA口座利用者数を、
青色の棒グラフは人口数を、黄色の折れ線グラフは人口に対するNISAの利用者比率を示しています。

年代別NISA利用者数は、20歳代で3.4%、30歳代で6.0%、40歳代で7.4%、
50歳代で10.6%、60歳代で13.7%、70歳代で13.8%、80歳以上で7.4%です。
全体でもNISA口座を利用している人は少ないです。
注目しなければならない点として、20歳代と30歳代が特に3.4%、6.0%と
80歳以上の7.4%と年配の方の割合よりも少ないことです。
44-図3.jpg
(図3)年代別NISA利用者数
※NISA口座利用者数は、金融庁「NISA口座の解説・利用状況調査」(2015年9月時点)
より作成。
※人口数は、総務省「人口推計」(2016年5月1日現在)より作成。
※年代別NISA利用者比率は、各年代で「NISA口座利用者数÷人口数」から算出。

私は、NISAは若い世代である20代や30代の方にこそ価値があると思っています。
まず、長期的な投資の場合、運用する期間が長いほど価格変動のリスクが平均化され良いです。
20代や30代のから自分の将来のために資産形成しようと思うと、
それを使い始める60歳まで20年間から30年間の期間があるわけです。
もし70歳まで運用し続けるとしたら、40年間も運用できるわけです。
一方、50代や60代から資産形成しようと思うと、10年間から20年間ほどと
若い世代と比較して短い期間となってしまいます。

経済というのは、良くなったり悪くなったり循環していきます。
運用期間が短いほど経済の良し悪しによって運用成績が変わってしまいます。
たまたま、良い期間だけ運用し終われたらよいのですが、そうとは限りません。
そのため、20代や30代の若い方は、長期的な投資を始めてみるきっかけとして、
NISA口座を十分に活用できると考えています。
投資は経験してみないとわからないことがたくさんあります。
運用期間終了まで時間のたくさんある若い世代であれば、少額から運用と始めてみて、
学びながら十分に軌道修正できるのです。

ぜひ、投資を始めてみるのであればNISA口座を活用していきましょう!

NISAとは・・・
 ① 利益に対して税金がかからない投資用の口座
 ② 長期的な投資を始めるきっかけとなる制度

最後まで読んでいいただきありがとうございました。

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